俺たちのB級スター。アンソニー。芸人じゃないほう。マカロニのほう。
真心ブラザーズのライブはよく行ったな。昔ね。新宿の日清パワーステーションとかでよく見たな。フロントアクトがエレファントラブとかでね。
生きてるし、死んでるし。愉しいし、哀しいし。
骨の髄までリー・ヴァン・クリーフに浸りたい人は絶対に必見だが、西部の町に突如として現れた貴族も見逃してはいけない。
ぼくらの時代に足りないのはバート・ランカスターである。
黄昏の西部開拓時代がどうしてこうも胸に刺さるのか。それにつけても悪いヘンリー・フォンダ、たまりませんなあ。
レイダース感満載の西部劇。でもグレゴリー・ペックはヘンリー・ジョーンズJrとはだいぶちがう。堅いわ。
誰だって戦争になんか行きたくないですよ。逃げられるものなら逃げたいですよ。それがまともな人間の選択ですよ。でも西部に逃げたところで厳しいことに変わりはないけどね。
悪いほうが前に出ます。それがマカロニウエスタンのルール。
続・マカロニにおける正しい若者の描き方。
ここは敢えてリンゴではなく、花屋の忘れな草に熱視線をおくろう。ラストの決起には魂が踊りだすことまちがいない。