ジェンマである。もっともっとこの閉塞感が漂う現代社会にジュリアーノ・ジェンマを!
原題がアメリカ人の傲慢さを端的に表しているわけだが、まあいいじゃないか。よくないが。
くっさいのは確かに嫌だが、魂から異臭を放つ奴はもっと嫌いだね。台風の夜の台東区での出来事。アウトロー。
「赤い河」を見てから「ラストショー」を見ると実に感慨深いだろう。
そろそろわたくしも西部劇を見てみようかしらん?なんて思っているなら、新しめのこちらでデビューしてはどうかな。
何かを変えなきゃ、変わらなきゃ。なんて思っても何もできないよ。こんな僕ですがよろしいでしょうか?
遥か上空のヒーローじゃない。どこからともなく現れて、去っていくヒーローじゃない。クチーヨはいつだって隣にいるんだ。
でも一番好きなヴィランはローグズのキャプテン・コールドなんだよね。
本当は選択肢などない。人生に岐路なんてない。あるように思うのは錯覚でしかない。ふり返ったとき、後悔とともにそう思うだけである。
身勝手な連中が集合して争うとロクなことがない、ということがよくわかる。主人公に共感できないので、上から目線で見てやろう。
トーマス・ミリアンがおちゃらけることなく、ずっとむずかしい顔をしている。きっと撮影も大変だったことだろう。あと、言うほどシュールじゃないよ。