片手にドーナツ、心に花束

西部劇、マカロニウエスタン、ときどきアメコミ。

「アクアマン」映画とコミックはこんなふうに違う


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アクアマン 映画とコミック

絶賛公開中、らしい、DC映画「アクアマン」ですが、原作となるコミックとの相違点について書き綴ってみようと思うのであった。

 

まあ基本的にアメコミ映画の場合、原作のコミックはアイデアの源流、くらいの感じなので映画は映画、コミックはコミック、と切り離して楽しむのがよい。いろんなエピソードを切り貼りしてる映画もある。

 

だからどうでもいいと言えば、どうでもいいことである。

 

でも書く。

 

映画を見て、コミックに興味をもった紳士淑女が少なからずいるかもしれんけん。

 

そんな紳士淑女がコミックを手に取ってまず驚くのは、アーサー、ルックスが全然ちがうじゃん!

 

で、今回のアクアマンだが、ベースになっているのは「ジャスティス・リーグ アトランティスの進撃」になるのかな。

 

アクアマンじゃないんかい!

 

まあ、まて。

 

「アトランティスの進撃」はアクアマン誌とジャスティスリーグ誌のクロスオーバーで、アクアマンがメインのジャスティスリーグなわけである。

 

ということなので、コミックではスーパーマンやらバットマンやらワンダーウーマンらが勢揃いである。JLなので。

 

でも映画ではみなカットだ。アクアマンなので。

 

ジャスティスリーグとアクアマンのクロスオーバーという一大イベントをベースにしながら、ジャスティスリーグの面々をカットすることで、アクアマンとブラックマンタのオリジンをぶちこむことに成功している。

 

さらに新たな役割を与えられたブラックマンタが、アクアマンのストーカーになる過程は映画では少しちがうのである。

 

で、コミックだとジャスティスリーグ出陣でアトランティスの地上侵攻を食い止めるのだが、映画ではアクアマンとメラの二人だ。

 

映画のラストバトルではそんな二人を助けることになるのがトレンチという種族。トレンチはアトランティス王国沈没後に海溝において退化してしまった種族で、コミックでは「アトランティスの王」で暴れまわる。

 

って、そもそもアトランティスの地上侵攻の大義名分となった、潜水艦攻撃を画策したのは映画ではオームだが、コミックでは別の人物である。え!という人である。

 

この変更によってアーサーとオームの関係性が微妙に変わってしまって、コミックだと兄者大好きオームに憐れさを感じるのだが、映画ではあまりない。

 

まだまだあるが、まあいい。

 

映画を見た後にあらためてコミックを読んでみると、やはりジェームズ・ワンはすごいなあ、と思うのだった。

 

さて次回作。があるのがどうかは知らないが、ポストクレジットシーンを見た感じではブラックマンタがメインのヴィランになって大暴れの予感。そこにシン博士がからむのであれば、ベースは「アトランティス 王の遺産」であってほしい。